このブログについて
先日、初めて自分自身のホロスコープを見た。
わたしは水瓶座だ。贔屓目かもしれないけれど、星占いの「水瓶座」ってとても良いふうに書かれることが多い。自由・平等・友愛。しがらみにとらわれない、執着の少ない風星座。宇宙人のような発想力と創造性をあわせ持つ。
……うれしいし、そういうふうになりたいとは思うけれど、わたしって本当にそうかな?
自分自身が評価されることをいつも夢見ていて、周囲から賞賛されるような荒唐無稽な妄想にひたる。
革新的とは程遠い仕事をしている。
出世に関心のないふりをしているが、他人が自分より優れていることを認められているのを妬ましく思う。
コミュニケーションは正直、苦手。
時折荒れ狂うような激しい感情に襲われる。
せっかちで、のろのろと進む人混みに苛々してしまう。
ものごとが思い通りに進まないと、途端にやる気がくじける。
緊張しいで、特に大勢を前にするとスムーズに話すことができない。一対一でも、「失敗したくない」と思う相手には吃り癖が出る。
水瓶座らしい「格好よさ」「風通しのよさ」とは程遠い、悲しくなるほど感情のコントロールが下手で、自分が評価される夢想に鼻の穴をふくらませる、みじめな自分。
ホロスコープを見てみたい、と思ったのは、わたしのコンプレックスがきっかけだった。