わたしに踏まれた星とわたしが踏まれた星

ホロスコープ1年生。名前は「蜷(にな)」です。

土星さん、なだめる

暗い記事から始めてしまったけれど、結論を言えば、わたしはわたしのホロスコープが結構好きだ。というか、初見では思わず笑ってしまった。

アスペクトという知識がなくても、一目で「大変なことになっているのでは」と直感してしまうような、惑星の居場所の偏りとたくさんの赤い線。

「おもしれー女」というネットミームがあるけれど、「おもしれーホロスコープ」とつぶやいて、一気に好きになってしまった。

人それぞれ、きっと自分自身のホロスコープを大なり小なり気に入っているんだろう。わたしもそうだ。

まず、太陽星座は水瓶座。11ハウス・水瓶座に太陽月のコンジャンクションがある。11ハウス、仲間とのネットワークというテーマだとピンと来ないけれど(わたしはぼっち、よく言えばソロ活)、個人の生き方を指すほうだろうか。

太陽月に、火星(1ハウス・牡牛座)と冥王星(7ハウス・蠍座)がスクエア。火星と冥王星オポジション。太陽月を頂点とする、冥王星ー火星とのTスクエア。ホロスコープの真ん中におわします彼ら・彼女らの関係図に、おののいた。そして納得した。

水瓶座らしからぬ、荒れ狂う感情量の大きさは、太陽月に流れ込む冥王星と火星のパワーのせい(おかげ)なのではないかと。

ただ、これだけだと"万人の万人に対する闘争"に突入しかねない。そこで、水瓶座の(元祖)ルーラー、土星さん(9ハウス・山羊座)がよくがんばってくれている。ほんとうに。まず、冥王星セクスタイルでまあまあとなだめる。火星にトラインでまあまあまあと取りなす。

土星を頂点とする、メディエーションを形成。太陽月ー冥王星ー火星の闘争を調停し、また一方では打算的に利用し、バランスを取っている姿をイメージしてしまう。

ちなみに、サイン水瓶座の天体にはもうひとつ、金星(10ハウス・水瓶座)がある。そして木星(2ハウス・牡牛座)が、この金星をトラインでフォロー(ついでに太陽にスクエアで絡んでるのはこの際見逃しておこう)

太陽月のコンジャンクション(11ハウス・水瓶座)を頂点とした、これらの関係性が見えてくると、今のわたしがなんだかんだで安定的な生活を送っている理由がわかってくる。学校も留年・中退なく、新卒で今の会社に入社、コロナ禍による特段の影響もない(むしろ一時的には忙しくなった)

火星や冥王星とのハードアスペクトは、正直なところ、かなり脅かすような言辞も多いけれど、こういうケースもあるよと。インターネットの片隅でつぶやいておく。

"愛とはゆがみのつえ すべてのバランス"

わたしの愛する奥田民生の「なんでもっと」の歌詞を添えて。